『え?!私、今 殴られてる・・』
30歳の春、生まれて初めて拳をくらいました。
しかも大好きな旦那さんから。
自分には無縁だと思っていたDVは
実際に体験すると恐怖というよりも
「なんで?なにこれ?」という感じ。
押し寄せてきたのは
『私が彼をそうさせた』
という自責の感情でした。
これブログのネタとかじゃなくてマジです。
本気で自分が招いたんだと思いました。
だから相当な怪我をしたのに
警察も呼ばず、誰にも相談せず
自分だけで解決に臨みました。
そりゃ、病みましたとも。
殴ったことでパニックを起こした彼は、
泣き、叫び、過呼吸の日々。
私がしっかりしないと
「どっちか死ぬ」と思って必死でした。
だけど体はストレスに反応していて、
ご飯が食べられなくなり
夜も眠れない。
やっと寝ても殴られたシーンを夢に見て
叫びながら起きる日々が続きました。
そのせいで体力が落ち、仕事に行くのもやっと。
脳は不安に焦点をあて続けていて
自分の脳なのにコントロールできませんでした。
結局はまるまる1年後に離婚を決意。
あることがきっかけで
「この人と家庭なんて築けない。」
という結論に至り、
全てをやりきった感が私を救っていました。
なんでこんなことをわざわざ
自己紹介のしかも冒頭に書くのかって、
これが今の私をつくった
自分史上で一番濃い分岐点だからです。
人ってやっぱり限界があるみたいで
一定のところに来たら
「やばい!!!!!!!!!!」
って我に返るんですね。不思議。
【殴られて可哀そうな私】
自分のことをそうやって定義したのが
自分だって気が付いた瞬間に
うわ―――――!!!!!
って叫びたくなりました。
ぃゃ、周りの人も経緯を知れば
私を可哀そうと言うかもしれないけど、
何よりも、自分がそれに浸っていたのが
やりきれなくてどうしようもないんです。
大げさに聞こえるでしょうが、
被害者でいた方が楽みたいな。
【可哀そうな私】でいれば
自分を幸せにする責任から逃れ続けられる
そういうことだったなーって思ったんです。
幸せを語るつもりはないです。
でもワクワクする日々の方が絶対良いでしょ!
とりあえず、
食べる・寝るから見直しました。
それから運動。
瞑想。
趣味。
全てのバランスを取り戻そう、
むしろ前よりも良くしよう。
そう思っていろんなことに挑戦しました。
なんか青春!
そう感じられたときに
少し自分の事を見直しました。笑
いつ、なにがどう変わったのかは
あまりわかりませんが
いつのまにやら職場や趣味の場で
【美しいお姉さん♪】
という称号も手に入れましたし。笑
ビューティーコンテストで
日本代表にも選出して頂きました☆
ポイントはおそらく
自分のことを大事にできるようになった・・
それだと思います。
それをベースに体を作りました。
心を無視しない体作り。
まずは健康第一です。
というよりも全ては『健康』です。
心と身体の健康。
幸いにも理学療法士として知識があります。
そして、人を笑顔にしたい気持ちがあります。
トラウマの乗り越え方とか
そんなことを語ることはできませんが
私なりの壁の乗り越え方、
理想の自分になるための提案なら
シェアできるかなって思っています。
こんなんもっと早くに知りたかったー!
って自分が思ったことを
残しておこうかと思っています。
そして同時に
これからも私自身に挑戦し続けたくて
学ぶことを止めたくなくて
このブログを始めました。
私、なつみ(nachan) と
是非一緒に学びましょう<3<3
—-追伸—-
夢見鳥(ゆめみどり)とは【蝶】の別名です。
幼虫からサナギの時期を経て容姿端麗な蝶となる、
その過程に感動し、誰しも変われるのだと実体験した私は
その名を借りて発信することにしました。
また、蝶々にまつわるものの中には、
Butterfly Effect といわれるものがあります。
「蝶の羽ばたきほどに小さな力でも
それがあったかどうかで
後の状態が大きく変わる現象」
そう、私たちのほんの少しの勇気と行動が
自分の未来を変えるきっかけになるんですよ☆
だから小さすぎる努力なんて存在しない。
そんな思いも込めています。