親友の死から学ぶ全力で生きる。
愛犬が先に旅立つのは当たり前だし
いつかは起こると知っている。
でもそれが目に見えて、
近くに迫っているとわかるまであまり行動はできないもの。
学生時代、研修から帰ったら突然うちにいたあいつ。
それの日から11年、大事な家族の一員として一緒にいた。
雨の日の散歩、早朝の散歩、
正直面倒だと思った日もあったけど
彼にとってはその日の楽しみであるに違いなくて
いつでも外に連れて行けば喜んでた。
そういえば、家族の誰にも言わなかった弱音や悩み、
唯一、全部知ってるよね。
特にアドバイスはくれないけど、
絶対的にそばいにてくれたし
いつだって【今その時】を
一緒に過ごせることを喜んでくれて
素直に楽しむ方法を見せてくれてたと思う。
たまには自己主張もしたし
いたずらしてみたりもしたけど
理由はいつもシンプルで
一緒に遊びたいからだったんだよね。
ガンって言われて、
それから1年と数か月。
抗がん剤にも耐えたし
痛みにも耐えてたんだよね。
それでもいつだって家に帰ったら
嬉しそうに迎えてくれたし、
公園に行くとわかれば
お決まりのサッカーボールを取りにいったよね。
いつか来る別れを勝手に想像して、
ぐずぐずしていた私のそばで
無邪気に走り回ってて
そんな姿がすごく愛おしいって思ったんだ。
実家を出て一緒に過ごす時間が減ったけど
やっぱり一番の癒しで
絶対的な唯一無二の友達であり家族。
なんかだらだら書きすぎて泣けてきた!!!
この日記で言いたかったことは、
大事な彼を物理的に亡くしてしまったことが
【時間を無駄にしない生き方をしよう。】
【後悔しない選択ができるように
自分の身の置き方を見直そう。】って
そう強く感じさせてくれたんだってこと。
このウェイクアップコールを受けて、
それでもまだうだうだしてたら
自分ホントにクズだと思うってこと。
覚悟はしてても、準備なんかできない。
衝撃的すぎて、
悲しみが先に立ってすごく泣いたけど、
泣いたって戻ってこないもんね。
ありがとうも伝わらないかもしれないけど、
出会ってくれて、
素直になること・許すことの
お手本見せてくれて
生き方を考え直させてくれて
全部にありがとう。
うちに来てくれてありがとう。
まだまだ全然寂しすぎるし
つい名前呼んじゃうけど、
そんなのこっちの勝手だってそっぽ向くだろうね。
何にだって意味があるっていったら
スピリチュアルぽいけど
意味がないことはないし。
というか、
意味を持たせるのは自分だもんね。
絶対に無駄にしないんだから。
体張って自分の人生【全力】で
生き抜くことにするんだ。
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