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私の人生の分岐点。あの夜の事件。

私の人生の分岐点。あの夜の事件。

私の人生の 分岐点 となった
出来事について、
私はそれをネタ的に「事件」と呼んでいますが
起こるべくして起きたことであり
実際は事件でもなんでもないのだと、
今となっては思います。

では、これから
何が起こったのかを綴ります。
あえて「起きた事柄のみ」を先に書き、
後で私の解釈をいれた補足をしたいと思います。

全ての解釈はあくまでも
「私なりの解釈」であり「意見」です。
ご理解下さいませ。

では・・・

その夜なにが起こったか

夫の両親が初来日中で、
私の両親と夫の両親は初対面を果たした
そんなある日の出来事です。

家族で観光を楽しみ、
小さな文化の壁も乗り越えながら
それなりに充実した1日を過ごしました。

夕方には更に夫の友達カップルも合流し
私たちは合計8人で夕食をとりました。
(私と私の両親以外はヨーロッパ人です。)

この時点ですでにお酒を飲んでおり
久しぶりの再会を果たした夫家族と友人は
母国語での会話を始めていました。

この母国語、英語ではないので
私たち日本人(私と両親)には理解できません。
それでも明るい雰囲気のまま
みんなでひとつのテーブルを囲んで
楽しいひと時を過ごすことができていました。

それから一度解散し、
私の両親はホテルへ戻って先に休みました。

全員が同じ宿泊先で、
各夫婦・カップル1部屋ずつとってあったため
残った6名でそのうちの一部屋に集まり
またお酒を呑みながらワイワイ過ごしました。

この時点から、
私はだんだんと疲れを感じ始め
言葉がわからないストレスも重なり、
携帯電話を触り始めました。

それに気づいた夫は私をつつき
輪に入れようとしますが、
結局私は言葉の壁に負け
発言することがほとんどなくなりました。

それから、夫の両親も部屋へ戻り
私たちは友人カップルと4人になりました。

かなり酔っていたこともあり
もはや誰も英語を話すことはなく
私は少し疎外感を感じていました。

そこでついに意を決して
「もう私も部屋に戻るね」
と言って、
私はその場を離れようとしました。

その時です。

夫に
「部屋のカードキーないんだけど」
と言われました。

それに対して私は
「そっか。まあ自分で考えて」
と返事をし、部屋を出ました。

そして直後に事件が起こります。

この私の何気ない一言が
夫を激憤させ、
彼は私を追って部屋へ戻ってきたのです。

激しいノックの音に驚いて部屋を開けると
そこには夫が立っていて、

「お前いま何て言って部屋を出たんだ!」
「なんで俺がいい気分なのに壊したがるんだ!」

と怒鳴りながら私に手をあげました。
なにをされたのか具体的な説明は割愛します。

(直後、私は足を引きずって歩き
体の数か所に青あざができていました。)

ただ、ドアを開けてからの数分間は
私自身もなにが起きているのかわからず
何故か冷静に
「私こんなことされるようなことしたんだ」
と思っていました。

そして我に返った時にようやく
「警察をよぶ!!」
と叫び、彼の手がとまりました。

それから彼は私を部屋から引っぱり出し
友人の部屋へ連れ戻したのです。

まったく意図がわからず困惑しましたが
興奮状態の彼には何を言っても無駄で
私は友人の部屋に滞在しました。

もちろん何も知らない友人カップルは
私が戻ってきたことを喜び
何もなかったように時間が過ぎていきました。

1時間程経ち、ようやく解散。

私と夫は「事件」の起きた部屋へ戻り
同じ部屋で同じベッドをシェアして眠りました。
(眠る努力をしました。)

ベッドに入る前に夫は
「せっかくの旅行だから、
今はこのまま続行しよう。
この旅行が終わったら俺たちも終わりだ。」
と言っていました。

私はとりあえず頷きました。

しかし、朝になると夫は
「もう無理だ」
と言い残し私の前からいなくなりました。

そして私には何も言わずに、
夫の両親と友達を集め「予定変更」し、
旅行を中止して家に向かおうとしていました。

『予定』では
8人で移動して違う土地でもう1泊
することになっていました。

しかし
現状に耐えられない と判断した夫は

「お前の顔を直視できない。」

といって私と私の両親を宿へ残し
離れていきました。

レンタカーや宿の手配、
その後のイベントの予約等で
私の両親も巻き込んでいましたし
第一、何が起きたのかもわからない彼らに
説明することができず
とにかく「喧嘩して予定が狂った」と告げ
私は両親に謝りました。

ただ事ではないと察した母は
私を問い詰めることをせず、
私たちは3人で宿を離れ
予定していたもののキャンセル手続きを行い
実家へ戻りました。

車の中には、
次の宿で披露する予定だった日本のお土産や
私の夫やその両親の好物がたくさん積んであり
私は何も言えませんでした。

さらに、夫の両親が持ってきた
私の家族へのお土産もあり、
(彼らはそれをホテルへ置いて出て行ったので
夫が私に「これは任せる」と預けてきました。)
私はなにをどうすればいいのかわからず
頭ではただ「何か」を考えていました。

以上が、私にとっての大事件・・
その夜に起こった「出来事」です。

これが私の人生の分岐点となり
ここを「スタート」として
更にいろいろな事が起きていきました。

始めはこの出来事ひとつについて
考えるだけでもしんどくて
心臓がバクバクしていましたが、
落ち着いて「事実と感情を区別」し
整理できるようになったことで
やっと前に進みました。

ここまでで少し長くなってしまったので
この事件の解釈は別にアップしますね。

これ、このブログ内で
最もつまらない記事だと思うんですよね。
自覚しています。。。

でもね、感情が混ざらないで
出来事だけを淡々とかけるようになったことが
私にとっては大きな一歩なんです。

だからあえて削除せずに
この記事残しておきますね。

かつて苦しんだ自分に
頑張ったねっていってあげたいです。
完全に自己満足な記事ですが
お付き合い頂きありがとうございます。

では、また;*