3文字の呪文!とりあえず相槌で会話が変わる!
『とりあえず「そうかー」って言ってみな』
この言葉を【自己防衛にはしった私】に伝えたい。
【自己防衛にはしった私】ていうのは、
少し喧嘩が続いてきたときに
どんな言葉にも突っかかって
日常会話までもつまらなくさせてた私。
夫の提案を聞き終える前に
それはちょっと違わない?
って自分の意見を述べ始めてた私。
とりあえず自分を正当化
しようとしていた私。
こんな感じの【私】ね。
人間だれしも
ショックなことを言われたら
なんでそんなこと言うんだろうって
考えると思うんだけど、
イラッとすることを言われたときは
そんなことない!
と咄嗟に言い返したくなって
話を聞くどころか
相手の言ったことを否定するために
どこから突っ込もうか考えて
反撃の準備に入っちゃうんだよね。
始めはちゃんと「聞いている」のに
序盤でなにかしらの言葉に反応して
不安や怒りのスイッチが入ると
同じ「聞いている」でも
状況が変わってしまうんだ。
「聞いている(自分なりの解釈で)」
って感じの厄介な聞き方になるんだよね。
だから、
相手が伝えようとしていることは
自分には入ってこなくなってしまう。
しかも、
こっちが理解していないことが
相手にも伝わるので
さらなる悪循環を招くんだよね。苦笑
こんな負のループの打開策だけど、
「自分の怒り・不安スイッチを入れない」
単純にコレなんだ。
どうかな?
「それができれば苦労しない」って
思うでしょ?
私は心の底からそう思ってた。
夫から「お前は最後まで話を聞かない!」と
よく言われた私だけど、
自分的にはしっかり聞いていたし。
しかも、
「聞いているからこそ
意見のくい違いに気付いて、
反論したくなるんだよ!」
って思っていたから、
聞いてない!と言われると余計に
聞いてるもん!と声を荒げてた。
どれだけの時間を
そんなことに費やしてしまったことか。。
そうならないために早速、
私なりの結論だけど
「共感と同感の違いを知って、
前者に集中する!」
これが大切だって気が付いた。
とりあえず反論せずに
「そうかー」
ってひとこと言えていれば
私が残念に浪費した時間は
もっと楽しいことに使えていたと思うんだ。
私が共感すれば、夫は安心していたハズ。
同感しなくたって良いから
聞いてあげてそうだねって
分かち合っていればそれでよかったんだ。
もう少し具体的にいうとね、
「共感する」っていうのは
他人の意見や感情をその通りだと感じること、
自分とは違っても相手の気持ちを尊重することで
「同感する」とは
自分が同じように感じること、
同じ意見をもつこと、なんだよね。
似てるんだけど大きく違うこのふたつ。
「自分」と「相手」の違いがあって当たり前で
その違いを受け入れたうえで、
『そんな考えもあるよね』と
相手の気持ち・意見を聞き入れる。
それが「共感」であり
私ができていなかったことなんだ。
私は、夫が自分と異なる意見を持っていると
あたかも彼に批判されたかの様に感じて、
自分の意見の正当性を証明するために
何度も何度も説明してたんだよね。
本当に些細な事だけど、
ひとつ、いい例があるよ!
ある日夫は、
「日本人は仕事に時間をとられ過ぎて
趣味ももてないし、
退屈で可哀想な人が多いね」
と私に言ったのね。
で、それを聞いた私は、
「でも仕事に責任を持ってやっているだろうし、
少ない時間でもうまく使うっていうことを
考えて、有意義に暮らすことができるんだよ。
ただ時間があればいいってわけじゃないよね。」
とちょっと保守的な返事をしたの。
そうしたら、それを聞いた夫は
「別に日本人を否定したわけじゃないし
そんなことはわかってるよ。ただ、それでも
少し働きすぎじゃないかなって思ったんだよ」
と声を少し荒げてた。
この時は言い争いにはならなかったけど、
もしも私が始めに「そうかー」って
ひとこと言えていたら、
(共感の意を示していたら)
夫は不快になることはなかったかなって。
もちろん、彼がお子ちゃますぎて
だめだろうっていうのもあるけど・・
自分にとっても、
「そうかー」の一言を入れることで
いいことってあるからね。
相手の気持ちを考える余裕をもてるし、
良い意味で「ヒトは人、自分は自分」と
割り切って受け入れるタイミングになるからね。
結局は自分に余裕がないと
早とちりをしてしまったり、
無駄に「それは違う!」と感じて
イラッとしてしまったり、
不安に陥ったり・・
正直良いことはないんだよね。
それに、
相槌がうてるっていうことは
結局聞いているということだから。
もしも仮に、
自分なりの解釈をしてしまったとしても
「そうかー」って言葉が言えれば
冷静さを取り戻せていたと思うんだよね。
私がそうかーって言うようになったら
夫も私が話を聞けるようになったことを
実感したみたいだったし。
面白いことに、
私がしっかり夫の話を聞いているという事がわかると
たとえ私が同感しなくても、
穏やかに会話が続くようになってたんだ。
時々、
「そうだよね~」「あーたしかに」って
ただそれだけの相槌を打つことで
彼も安心して話せるようになったんだろうね。
私自身も、変に構えて
反撃の準備をしなくてもよくなったし
相槌のチカラあなどるべからず!!
そっかー。
ってとりあえずいってみることを
おすすめします☆
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